ヴィンテージレプリカジーンズに使われているデニム地についての解説(概要のみ)

ヴィンテージレプリカジーンズに使われているデニム地は
いわゆる「デニム」というものは違う。
さわると違う。
見ても違う。
大手メーカーの作るジーンズは
いつごろからか、すべてが変わっていたという。
少しずつ、少しずつ変わり、すべてが変わっていた。
「これはジーンズじゃない」
一部の人たちが気付き始めた。
何が変わったのだろう?
どう違うのだろう?
もちろん、それを見極めるにはそれなりの「目」が必要だ。
しかしそれほど難易度の高いことではない。
「本物のカニ肉」と「カニかまぼこ」の区別。
ジャンルは違うが、難易度的にはその程度の「目」が鍛えられていれば十分だ。
そこから先は知的好奇心がありさえすれば、
何がどう変わったのかなど、いくらでも調べることができる。
使われている糸が変わった。
生地を作り上げる織機が変わった。
リベット(鋲)の打ち方が変わった。
縫製ためのミシンが変わった。
シルエット(型)が変わった。
染料と染め方が変わった。
変わってはいけないということではない。
ヴィンテージレプリカジーンズが作り上げるジーンズにも
「○○年モデル」がある。
だけど変えてはいけないものがある。
ここまでは変わってもいいが、
ここから先は変わってはいけないというラインがある。
時代は変わっていくが、古いもののすべてが劣っているものではない。
変化というのは大抵の場合、最初だけ勢い良く変化し、
あるところから突然変化量が激減する。
ジーンズやアメカジというのはあるところでほぼ完成している。
我々は歴史とスペックを良く知り、順守すれば、大体の場合はいいだけなのだ。
(当然例外はある。0%か100%かで考えてはいけない)
しかしこの「歴史とスペックを良く知り、順守」いうのは、
アメカジにおいては自己矛盾をはらんでいる。
アメカジとは順守からの解放でもあったからだ。
では何から解放されたのか?
もしあなたたちが「ファッション第3の道」を歩くなら、
この解放もまた順守すべきものになっているという「入れ子構造」を知る必要がある。


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